種子生産・配布

宮城県の優良品種として決定した品種については、宮城県古川農業試験場作物育種部で原原種、さらに原種が生産されます。その原種は、(公社)みやぎ農業振興公社から種子生産農家に配布され、一般農家が使用する種子が生産されます。

種子更新の取り組み

図:取組みチャート

種子生産と配布の仕組み

図:種子生産と配布の仕組み

水稲の品種育成

宮城県における水稲の品種育成は、昭和2年に宮城県農事試験場本場(岩沼市)で農林省水稲新品種育成指定試験事業として開始、その後農林省農事改良実験所(大崎市諏訪)、宮城県立農事試験場古川分場、古川農業試験場に引き継がれ実施されてきました。平成23年度で農林水産省指定試験事業は廃止されましたが、県単独事業として継続されています。この間、昭和38年に「ササニシキ」、平成3年に「ひとめぼれ」、平成9年に「まなむすめ」「蔵の華」、近年の「東北194号」「だて正夢」「金のいぶき」など数多くの品種を育成しています。


  • 古川農業試験場

  • 耐冷性検定

  • 温室における世代促進栽培

  • いもち病菌の培養