蔵の華

酒造好適米「蔵の華」は、1992年宮城県酒造組合が開催した酒文化フォーラム「宮城・米からはじまる」をきっかけに、蔵元と宮城県古川農業試験場、そして農家の人々との協力で誕生した酒造好適米です。山田錦を母に、東北140号を父として、交配・適性試験を重ねて誕生しました。「蔵の華」は山田錦を代表する他の酒造好適米に比べて穂の丈が短いため倒れにくく、寒さや病気にも強いという特長があります。また、米粒は大粒で、酸度、アミノ酸度も低く、低タンパク質のため雑味のないすっきりとした酒が醸し出されます。「蔵」の中で酒香を漂わせ、人を心地酔わせる「華」になれとの願いを込めて命名されました。