プロから学んだかんたん!おいしい!みやこがねもちのもちもちレシピ
白くなめらかで、粘りやコシが強く、食味もよいとされる宮城県産もち米「みやこがねもち」。「おいしいもち米を使った料理を家でも作ってみたい!」という声に応えて、簡単に作れる、もち米中華料理レシピをご紹介。宮城のきれいな水で育った「みやこがねもち」だから、いろいろな食材との相性も抜群!おもてなし料理としてもおすすめの一品です。
焼売の皮の代わりに、もち米を肉あんのまわりにまぶしつけて蒸した焼売です。もち米と玉ねぎの食感が相まって、モチモチ度もアップ!
みやこがねもち……200g
豚ひき肉……300g
玉ねぎ……100g(目安/小玉4/5個)
椎茸……1枚
長ねぎ……少々(目安/2cm)
しょうが……少々(目安/ひとかけ)
塩……小1
酒……大1
ごま油……小2
ラード……大2
【下ごしらえ】「みやこがねもち」は洗米後、たっぷりの水に一晩漬けておく。
玉ねぎはみじん切りにして、片栗粉をまぶしておく。
豚ひき肉に調味料をすべて加え、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。
次に、先の玉ねぎ、椎茸、しょうが、長ねぎを加え混ぜ合わせる。
POINT
玉ねぎから出る水分を吸収させるため。
水分の多い新玉ねぎなどの使用は避けよう
肉あんを団子状に丸めて、その周りにもち米をまんべんなくまぶす。
蒸し器に水に濡らしたガーゼを敷き、もち米焼売を並べる。15分ほど蒸してできあがり!
豚ひき肉を混ぜ合わせる時に、肉の脂が溶けるまでよく混ぜて粘りを出すのがおいしくなるポイント。
また肉あんの具材はあまり多いともち米の付きが悪くなるので、少量のほうがベター。
具材それぞれの風味や食感が楽しめる、本格的な中華チマキ。
味わい豊かなもち米と具材のジューシーさが堪らない一品。
みやこがねもち……500g
たけのこ……60g(目安/穂先程度)
豚肉……60g
椎茸……3枚
ぎんなん……10個
干しえび ※さくらえびでもOK……20g
干し貝柱 ※缶詰タイプでもOK……20g
その他 / 竹皮……10枚(手に入らなければアルミホイルでも代用可)
水……440cc
みりん……100cc
しょうゆ……大4
砂糖……大2
塩……小1
ラード……大4
【下ごしらえ】「みやこがねもち」は洗米後、たっぷりの水に一晩漬けておく。
豚肉、たけのこ、椎茸、ぎんなん、干しえび、干し貝柱をフライパンで炒め、すべての調味料を加え、沸騰してから5分ほど、材料に火が入るまで煮込む。
POINT
缶詰の貝柱を使用する場合は、煮汁も一緒に煮込む
水気を切ったもち米を炊飯器に入れ、さらに先ほどの材料と煮汁を加えて炊飯する。
(※「おこわ」用の機能がある炊飯器の場合は「おこわ」を選択)
POINT
炊飯したおこわの出来がよくなかった場合は、蒸す時間で調整すればOK!
水に戻して柔らかくなった竹皮を用意し(18cm程度に調整)、おこわを巻く。
※【巻き方】竹の皮を1/3程度山折にする。
この時少し先を中心から左に寄せるのがポイント。
皮幅を半分にし、端で三角のポケットを作り、スプーンで具をつめる。つめた後、皮でふたをするような感じで包み込む。余った先は重なった部分に織り込むか、切り取り、最後はタコ糸で結ぶ。
蒸気の上ったせいろか蒸し器に入れて強火で10分ほど蒸して、できあがり!
おこわに入れる具材は、好みで変えてもOK。八角、ニッキ、山菜や栗など、歯応えのある食材のほうが相性◎。
旬の食材でバリエーションを楽しんでみよう。
やわらかお餅と、揚げた大豆の食感のハーモニーが楽しい。飾り付けも工夫して、中華風きなこ餅に。
みやこがねもち切り餅……10個
乾燥大豆……200g
煎り胡麻……20g
松の実 または カシューナッツ……少々
香菜(コリアンダー)の葉……10枚
クコの実……10個
砂糖……大さじ1杯
顆粒スープ……小さじ1杯
一味唐辛子……少々
食塩……少々
一晩水に浸け戻した大豆を、水ごとミキサーにかけ、ザルなどで水気を切る。
大豆を油できつね色になるまで揚げる。オーブンで焼いてもOK。
松の実を使用する場合はそのまま、カシューナッツは包丁で細かく砕く。
揚げた大豆、松の実、煎った胡麻を混ぜ合わせ、味付けをします。
切り餅を焼き、お湯に漬けて先の「チャイナなきなこ」をまぶして完成!
「もち米は『みやこがねもち』以外は使ったことがない」という、みやぎの食材を知り尽くした中華料理人。ホテル内中華料理店『北京』で料理長を歴任していた芳賀シェフの味を求めて、県内外から足繁く通う常連も多数いるのだとか。
住所:宮城県仙台市青葉区一番町3-9-13 DATEONEビル6F
電話:022-393-6250